
年を重ねるごとに1日も1週間も1ヶ月も…月日が経つスピードが早すぎて、あっという間に1年が終わっていくように感じます。
「1日が48時間だったらなぁ〜?」
そんなふうに思いことはありませんか?
特にフリーランスになり、以前に比べて1日の時間の使い方が自由になってから、「時間の使い方をもっと効率化したい!」と思うことが増えました。
最近寝る前に30分くらい読書するのにハマっていることもあり、インスタで誰かが紹介していたこちらの本を早速読んでみました!簡潔で、すぐに実践できる内容が満載の良書でしたので紹介してみます
脳のゴールデンタイムを活かす!超・朝活のすすめ

結論!よく言われていることですが、脳科学的にも「朝活」が一番効率が良い仕事術のようです。
起床後2~3時間が1日の中でも一番の脳のゴールデンタイム。睡眠時にリセットされたスッキリとした頭で取り組むことで、仕事のスピードは夜の約4倍もあるそう。朝の30分は夜の2時間に匹敵すると言われると、朝起きるしかないですね
さらに、この時間術に細分化したタスクを掛け合わせることで、仕事効率を加速することもできます。
様々な仕事がありますが、大きく分けると、「集中仕事」と「非集中仕事」の大きく二つに分けることができます。筆者は作家なので、執筆や企画が「集中仕事」、メールの返信や人との約束などは「非集中仕事」に当たります。この「集中仕事」を、脳のゴールデンタイム(朝の時間)にこなすことで、仕事の効率が何倍にも加速すると言います。

これには思い当たる節があります。
私の場合はWEBデザイナーなので、デザイン制作やHPの原稿作成などが「集中仕事」にあたります。日中は業務委託している別の仕事があるため、自分のHPの更新や個人的なデザイン制作は、どちらかというと午後から夜にかけてすることが多かったのです。しかし1日の終わりで疲れもあり、集中力が持続しない・アイディアも浮かびにくく、正直個人的にやりたかったデザイン制作(お客様のデザイン制作以外)はほとんど進められずに2024年の1年が経過してしまいました…
この時間術に出会ってから夜90分の作業時間を、起きてすぐの朝一に変えたところ、2025年は2月の1ヶ月だけで
- 業務委託のお仕事で一つ上のランクに昇給
- 自分のHP(LP)の全面リニューアル完了!
- インスタ6投稿(昨年は半年で9投稿…)
- コンペに作品応募3件
- 読みたかった本3冊完読!
時間術の偉大さを実感しました
脳に良いリセット術で、脱!ダラダラ仕事

午前中に「集中仕事」をこなし、お昼休憩をして午後からやるぞ!と仕事を再開しても、朝のようには作業はなかなか進みません。これは人間の集中力には限界があり、1日の中でも14時〜16時頃は最も作業効率が低下するためだと言います。
本の中ではこの時間帯に会議やメールチェックなどの「非集中仕事」を入れることで作業効率の低下をカバーするとありますが、私は今2歳の子供の子育て中ということもあり、15時半には保育園にお迎えに行かなくてはいけない都合上、この2時間もできるだけ集中力を持続させて「集中仕事」を進めておきたい!そんな人には脳に良いリセット術をこまめに挟むことが効果的なんだそう。例えば、
- 20~30分の昼寝
- 45分作業したら強制的に5分休憩する
- 作業する場所をこまめに変える
- 日光を浴びて歩く
- 有酸素運動をして仕事を再開する…などなど
以前は就業までもう少し!という気持ちから、集中力が切れていても無理やり仕事を続行してしまうことが多かったですが、最近は人とのミーティングの約束は午後に入れてみたり、「集中仕事」をしたい時は場所を変えるのは効果的を実感しました!家の中だとしても、作業する場所をちょっと変えるだけで気持ちがリセットされて、高い集中力を維持することができます。
就業時間の昼寝や運動など、一見時間のロスのように思えるかもしれませんが、この「神・時間術」の考え方は一次元の「線」ではなく、「面」で考えます。
時間×高い集中力=二次元時間術(この面をできるだけ大きくする
)
ゴールデンタイムに比べて集中力が低下しやすい午後にも、できるだけ高い集中力を維持するために、「疲れる前のこまめな休憩」と「適度な有酸素運動」は大きな効果があります。知的重労働には運動は必須だそうですよ
人の4倍仕事をして、人の2倍遊ぶ神がかり時間術

効率的に仕事を進めることで、以前にはなかった自由時間が生まれてきます。
この時間に何をしますか?と聞かれると「もっと仕事の時間に当てたい!」「仕事を進めて結果を出したい!」という人は本当に多いそう。
しかしこれはおすすめできないと言います!
筆者は精神科医だったこともあり、仕事人間の結末は心か体の病気一択と断言していました。いくら好きな仕事でも、際限なく仕事の時間を増やすことで人は必ず疲弊していきます…目指すのは仕事の「量」ではなく、「質」を高めることだそうですよ。
仕事が趣味、自分の好きなことなんてない!という人も多いそうですが、私はありがたいことにその時々でやりたいことやハマっている趣味が次々生まれてくるので、この悩みを抱えることはなさそうです
今はお菓子作りとカメラにハマっているので、休みの日はこのどちらかで気分転換できています!子供も少し大きくなってきたので、簡単なお菓子作りは一緒にやってみたり、カメラも練習していると家族の日常を記録する時間が自然に増えるので一石二鳥です。
在宅ワークで1人で仕事をしていると、なんだかんだずーっと仕事をしてしまうという人は意外と多いですが、休みの日はいつもと違うことを思いっきりしてみることで気持ちも切り替わり、平日にまた頑張ろう!と前向きな気持ちになれますよね
時間はみんな平等な大切な資源。自分の時間も人の時間も大切に!

20代の頃の自分は、比較的時間にルーズな方で、仕事以外の人との約束は特に、「ちょっと遅刻する」ということがしょっちゅうありました。3人以上の約束だと、誰かしら遅刻してくるとシチュエーションが多かったこともあり、自分がやってしまった時も謝りますが正直あまり罪の意識もなく…
今は小さな子供がいることもあり、予定よりだいぶ余裕を持って準備したり、家を出たり、ということが習慣になっていて、以前のように約束の時間に遅れることはなくなりましたが、この本を読んで、以前の自分の甘い考えにとても反省しました…。
5人の約束に1人が5分遅刻してくると、時間通りに来ていた4人それぞれの5分が無駄に失われ、トータル20分もの、何をするでもない無駄な時間が発生してしまいます。大変な損失です…
筆者は人との約束の際、必ず30分前には待ち合わせ場所に行くことを習慣にしているそうです。
カフェでちょっとした仕事をしながら待つと30分はあっという間だし、相手が早く来れば予定を前倒しで始められる。遅れるという連絡があれば、そのまま仕事を進めて待っていれば良いだけなので、イライラすることもなし!全ては心持ち一つなんだなと勉強になりました。
時間はみんなに平等な何よりも大切な資源です。自分の時間が大切なように、相手の時間も尊重する心構えを忘れずにいたい。過去のことは変えられないですが、これからの自分は同じ過ちを繰り返さないように気をつけたいと思いました。
この本では、今回紹介した以外にも、朝、昼、夜…と時間帯別に、脳に効果的なリセット術が科学的なデータと一緒に紹介されていて、「仕事を効率化したい人」、「時間の使い方を見直したい人」には特におすすめの一冊でした!気になる方はぜひ一度手に取ってみてくださいね↓